パラダイム・シフトの時代に宿屋大学が誕生したことは、時代の強い要請の結果である。この素晴らしいチャレンジに大いに期待し、応援をしたい。

【プロフィール】 1944年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒。68年西武鉄道(株)入社 ホテル事業部に勤務。70年(株)プリンスホテルに移籍、トロントプリンスホテル、サンシャインプリンスホテル、赤坂プリンスホテルを経て、90年(株)西洋コンチネンタルホテルズ入社。91年ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル副総支配人、94年 インターコンチネンタル 東京ベイ 総支配人に就任、96年ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル総支配人、04年に同ホテル常務執行役員兼総支配人に就任。07年(株)MTJ-ホスピタリティ設立、現在に至る。日本のホテル業界を代表する優れた総支配人であったことから、「ミスター総支配人」の異名を持つ。「ホテル産業経営塾」塾長も兼務する。
http://www.mt-jh.co.jp/

田中 勝
(株)MTJ-ホスピタリティ設立、代表取締役

過去に当たり前になっていたホテル・ビジネスのパラダイム(古い仕組み・ビジネス慣行・業務プロセス・行動様式・価値観)をシフト(変化)させることができる意思・行動力・体系的知識・思想を有している人が、今ホテル業界が求める「人材」である。

ホテル産業は、ソフトビジネスであると自称しつつも、実態はハードに依存してきたビジネスである。しかし、今このパラダイム・シフトの時代には、新しい体験・知識を吸収し、ホテル・ビジネスの仕組みの改革を推進することが必要不可欠であり、改革なくして、日本のホテル業界の真の発展は望めない。ホテル業界のトップの方々が、この時代の申し子である宿屋大学の意義を理解され、多くの未来あるホテルマン、ホテルウーマンを派遣され、自社のパラダイム・シフトの原動力として、活用されることを、強く希望しております。

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