【入門講座】
「ホテルのマーケティング入門講座」


講師:宿屋大学 代表 近藤寛和

ビジネススクールでは、よく「思考系講座(論理的思考)」、「ヒト系講座(人材開発)」、「モノ系講座(マーケティング)」、「カネ系講座(ファイナンス・アカウンティング)」といった4つのカテゴリーで講座プログラムを提供します。どれもとても大切なテーマですが、ビジネスを遂行するにあたって、最も重要で欠かせないテーマがあるとすれば、私はモノ系講座といわれる「マーケティング」だと思っています。なぜならモノやサービスという価値を売ってお金にしなければ、ビジネスは始まらないからです。論理的思考力も、ファイナンスの知識も、人を動かすノウハウも後付けで何とかなりますが、儲かるビジネスモデルを考案したり、経営戦略を構築したりするのには、「マーケティング」の考え方が必要不可欠だからです。

私(近藤)は、前職のオータパブリケイションズという出版社で最初にやらせていただいた仕事は、営業でした。『HOTERES(週刊ホテルレストラン)』の定期購読を、飛び込み営業などをして獲得する仕事でした。口下手な私はとても苦労をしましたが、マーケティングを勉強するようになって急に定期購読が獲得できるようになりました。そして、仕事が、ビジネスがとても面白く感じられるようになりました。そして、その後、マーケティングを勉強し、マーケティングの理論を使いながら、さまざまな書籍やイベントの新企画を立案しました。そのような仕事は、ワクワクの連続でした。「買ってください」とお願いしなくても「売ってください」とお願いされるようになるのですから。

ホテルの方々、特に若手に対してマーケティングを伝えたいのは、私も味わった仕事の醍醐味、「黙っていても売れ、仕事が楽しく感じられる喜び」を味わってもらいたいからです。

本講座は、私の原体験も交えつつ、マーケティングの概念とプロセス(理論)のスタンダードのノウハウを伝えます。


【こんな内容です】

1 マーケットインとプロダクトアウト
2 なぜマーケティングが必要なのか(講師の原体験)
3 マーケティングの定義
4 サービスやホテルビジネスの、マーケティング上の特徴
5 マーケティングの進め方(プロセス、SWOT、3C、STP、4Pなどのフレームワーク)

 

【こんな人におススメです!】

●マーケティングの概念や使い方を知りたいホテル業界人
●マネジメント職を志望する若手ホテル業界人
●ビジネスの本質をもう一度しっかり考えたいと考えている人



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【近藤寛和のプロフィール】

宿屋大学 代表
1967年生まれ。法政大学経営学部卒業。1992年(株)オータパブリケイションズ入社。
販売部、企画・マーケティング室、『HOTERES(週刊ホテルレストラン)』編集部を経て、ホスピタリティ業界人を応援する「ホテリエ事業部」を発足。1996年『ホテル業界就職ガイド』、「ホテル業界就職セミナー」、2000年、ホテル業界の勉強会「宿屋塾」、『ホテル・レストラン業界キャリアアップガイド』企画・立案。書籍編集、雑誌プロデュース、セミナー、イベント、ウェブ、メルマガなどのメディアを駆使してホテル業界の活性化に取り組む。2007年ホテリエ事業部部長に。2009年12月、これまでオータパブリケイションズの一事業として運営していた宿屋大学を企業としてマネジメントするために独立。2010年4月1日法人登記。著書に、『和魂米才のホテルマネジメント』、『巡るサービス』(どちらもオータパブリケイションズ刊)、『包むマネジメント』(ぶんか社)がある。東京YMCA国際ホテル専門学校講師、立教大学観光学部兼任講師。
ホテル・旅館の新入社員研修、ミドルマネジャー研修講師など多数経験

 

【日時】

2016年9月15日(木)
19:00~21:00

【定員】

24人

【料金】

4,000円

会費は当日集めます

【受講
条件】
本講座受講に際しては「事前課題」がございます。
マーケティング・プロセス(SWOT、3C、STP、4Pなどのフレームワーク)を活用して、自ホテル、自社の宿泊プランや新商品の企画をつくってきてください(提出は求めません)。
SWOT、3C、STP4Pなどはネット検索ですぐに調べることができます。
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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