【オンライン宿屋塾】@ZOOM
「日本発ホテル企業が世界で存在感を示すために ~日本人ホテリエには、なにが欠けているのか?」

講師:株式会社オークラニッコーホテル
マネジメント 執行役員 佐藤丈 氏

私には、10年近く前から問い続けている疑問があります。それは、
「日本発のホテル企業が、海外で存在感を増していくことはできるのか」という疑問です。

 

世界中の街でトヨタ車が走っているように、世界中の街角に日本発のホテルブランドのホテルが建っているという未来は描くことが出るのか・・・。日本は、「おもてなし」の国だとしています。「おもてなし」を強みにして東京五輪も誘致しました。にもかかわらず、「おもてなし」の代表格であるホテル産業が、世界各国から大きく劣後しています。グローバルホテルチェーンは、何千という数のホテルを世界展開していますが、日本発のホテルブランドは、せいぜい数百軒です。国際競争力は数だけで測るものではないとは思いますが、文字通り“桁違い”に少ないのです。

 

では、今後、国際旅行をする人口が増えるとされている近未来において、日本発のホテルが世界で認められ、旅行者から選ばれるようになるには、どうしたらいいのか? 強みはなんなのか? こうしたことを考えざるを得ないのです。

 

今回の宿屋塾は、この疑問を深掘りします。
ご講演を依頼したのは、オークラニッコーマネジメント所属、中国やタイでホテルの総支配人を歴任している佐藤丈氏です。

 

長年、日本国外でホテルマネジメントや開発を歴任されてきた佐藤氏に、日系ホテルの海外進出の歴史や現状を踏まえ、日本発のホテルの強みや弱み、日本人ホテリエが身に付けるべき能力やスキルをご案内いただきます。



【こんな内容です】

●日系ホテルの海外進出の歴史
●日系ホテルの海外進出状況
●日系ホテルチェーンの特徴
●収益性から考えた注目の展開エリア
●日本人マーケット依存時代はとっくに終わった?
●グローバルマーケットへの魅力訴求
●ローカルマーケットへの魅力訴求
●日本らしさ、おもてなしなどは、競争優位性になるのか?
●グローバルメガチェーンの考察
●“日本”への異なる期待
●日系フルサービス型ホテルの課題
●日系宿泊主体型ホテルの課題
●日系ホテルの魅力と強みは何か
●今後の成長戦略
●MCや買収合併による大型化よりも、むしろ「量より質で」勝負!?
●アジアの工業団地のホテル需要を狙え!
●成長戦略としてのハイブリット運営とは
●日系ホテルに求められる質の向上
●日本人ホテリエに求められるスキルとは
●日本人にチャンスが広がる職種とは
●そのほか


【佐藤丈(さとうじょう)氏のプロフィール】

1994年 立教大学観光学科卒業後、旧JALホテルズ(現オークラニッコーホテルマネジメント)に入社。国内外のホテル勤務、本社経営企画、運営管理等を通じ、様々なホテルのオープニング、リブランディング、エグジット、アセットマネジメント業務に携わる。2010年Hotel Nikko Shanghai総支配人、2014年 Hotel Nikko Taizhou開業準備室長から同総支配人。2017年Hotel Nikko Bangkok開業準備室長から同総支配人、2020年Hotel JAL City Bangkok開業準備室長。現在は、バンコク郊外のHotel Nikko Amata City(2022年3月開業予定)の開業準備業務を担っている。同社の海外出店のエキスパートとして、2020年執行役員に就任、現在に至る。


【日時】

2021年12月6日(月)

18:00~20:00

【定員】

80人
※受講される方は、一つのPC(もしくはプロジェクターで投影され)を何人でご覧いただいても構いません。3密厳禁で!

【料金】

5000円(税込)

【会場】

オンライン

 
印刷する
 
セミナ―申し込み

年間パスポート、回数券、PHM受講生、そのほか提携先様の優待の方は、下記の申し込みボタンから申し込みをお願いします。

 

セミナ―申し込み

 

ツイート

|宿屋大学のホームに戻る|