【宿屋塾】
「供給過剰時のレベニューマネジメント~2020東京五輪アフター、そして需要減退時にホテルはどう戦うか」

講師:C&RM(株)
代表取締役社長 小林 武嗣 氏

 

2013年くらいから需要が伸びてきた宿泊産業。
しかし、東京五輪を目前に、全国的に雲行きが悪くなってきたところも散見されるようになりました。雨後の筍のように建設される新規ホテルによる供給過剰、そして、天災や国際情勢による需要減少などが影響し、値崩れを起こしているエリアをよく見かけるようになりました。

 

レベニューマネジメントは、基本的に需要が高い時に効果を発揮するマネジメント手法です。そして、需要減少場面でのレベニューマネジメントは実はこれまで誰も経験していないのです。買い手市場になったときにホテルはどう客室をコントロールすべきかは、実はあまり議論されてきませんでした。その結果、価格を下げることしかできていないのが多くのホテルの現状になっています。

 

しっかりとしたレベニューマネジメントの理論に基づいて実践する能力がなければ、ホテルの安定経営は難しいです。収益やRevPARを下げ、顧客を失い、ビジネス力を減退させてしまうことになるのです。それは、今年の2月の京都市場や現在の大阪のホテルの安売り状態をみても明らかです。

 

需給バランスだけで価格が決まってしまうダイナミックプライシングだけがレベニューマネジメントではありません。価格の魅力以外の戦い方を模索すべきです。今回の宿屋塾は、レベニューマネジメントの基礎的な知識を踏まえ、実践的手法をお伝えし、供給過剰・需要減少場面での実践的レベニューマネジメントの取り組みをお伝えします。

 

【こんな内容です】

1.実例を基にレベニューマネジメントの手法解説
2.京都、大阪地区の供給過剰状態分析
3.ダイナミックプライシングの限界
4.市場の信頼を得る大事なフォーキャスティング
5."集客"能力が求められる新しい時代のレベニューマネージャー

 

【こんな人におススメです!】

・レベニューマネージャー
・ホテル経営者、旅館経営者
・チェーン本部のレベニューマネジメント部門
・マーケティング・企画部門


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【小林武嗣氏のプロフィール】
 1968年生まれ。東海大学文学部日本史学科卒業後、現NECソフトに入社。大型汎用機を主体としたシティホテル向けPMSに携わる。96年、NECソフト退社。現株式会社サイグナスを起業し、代表取締役に就任。2年ほど製造業を主体とした開発に従事するが、97年NECと共同でNEHOPS-EEの開発を請け負い、日本初のパソコンシステムによる大型シティホテルの成功事例を作る。その後、NEHOPS-EEの開発センターとして全国のシティホテルに導入。2002年、マイクロス・フィデリオジャパンとの協業を開始し、日本初のCRMシステムをリリース。04年、NECソフト時代の元上司の丸山に代表取締役を譲り、副社長に就任。その後、一貫してホテル業に対するCRMの普及をめざし活動。12年には、CRMとRMの融合の実現を念頭にC&RM株式会社を設立。


【日時】

2019年10月7日(月)

19:00~21:00

【定員】

100人

【料金】

5,000円(税込)

会費は当日集めます
現金のみとなります。

【会場】

東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953

 
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