宿屋塾
「リピーター顧客を理解する~宿泊特化型ホテルにおける出張ビジネスマンの利用トレンドと、そのトレンドが示唆するもの」

講師:株式会社Aカードホテルシステム 執行役員 内藤信也 氏

 インバウンドトラベラーやレジャー客が多く利用するようになったとはいえ、通称が「ビジネスホテル」であるように、宿泊特化型ホテルの主要なターゲット顧客は出張ビジネスマンです。出張ビジネスマンの特徴は、頻繁にホテルを利用するヘビーユーザーであること。(株)Aカードホテルシステムの調べによると、年間約40泊もするそうです。彼らを惹きつけ、顧客になって何度もリピート利用していただくかは、宿泊特化型ホテルホテルの経営の要になるのです。

 前述の(株)Aカードホテルシステムは、独立系ホテルを中心としたポイントカードサービスを展開しています。会員数は56万人、加盟ホテル・レストランは460店舗にのぼります。
 同社は、この会員を対象に、過去7年間(2009年~2015年)継続して「宿泊特化型ホテルにおける出張ビジネスマンの利用トレンド」調査をし、その結果を公表、分析結果を業界に提供しています(出張ビジネスマンの利用トレンドを一貫して継続調査して公表しているのはAカードだけ。(2015年調査結果 http://bit.ly/1BqAW5A

 今回の宿屋塾は、その調査結果と分析結果を発表していただくととともに、主要なターゲット顧客である出張ビジネスマンを顧客化し、リピート利用をしていただくために、独立系ホテルがとるべき施策や、近未来の業界動向に合わせてどんな打ち手を打っていかなければならないかをお伝えします。


【こんな内容です】

1 激変する宿泊特化型ホテル市場 ~機会と脅威~

2 [出張ビジネスマンのプロファイル] 誰が、どの程度、頻繁に宿泊しているのか?

3 [予算と実額]出張時の宿泊(1泊あたり)の予算と実際の利用金額は?

4 [価格志向]宿泊料金に対し、どんな価格志向があるのか?

5 [選択理由]ホテルを選ぶ理由は?(選択理由=ホテルの魅力の訴求要因)

6 [評価項目]ホテルのハードとソフトの何をどの程度評価するのか?(改善点の把握)

7 [予約経路]何を通じて宿泊の予約をするのか?(予約経路=販売経路)

8 [予約タイミング]いつ宿泊の予約をするのか?

9 [まとめ]出張ビジネスマンの利用トレンドが示唆する独立系ホテルの運営改善

 

【こんな人におススメです!】

●独立系ホテルの経営者やマネジャー

●リピーター顧客を増やしたいが、顧客属性がわからず悩んでいるホテル運営関係者

●最近、インバウンド客の増加でホテル売上が好調だが、インバウンド比率が高くなりすぎて、逆に将来に不安を感じているホテル運営関係者

●そのほか、宿泊特化型ホテルの売上増加に興味のある方どなたでも



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内藤信也氏のプロフィール

株式会社 Aカードホテルシステム 執行役員
株式会社 ホスピタリティオペレーションズ フランチャイズ事業部長
株式会社 ホスピタリティパートナーズ 企画調査本部 ヴァイスプレジデント
コーネル大学・経営管理学修士号(MBA)、日本ホスピタリティー・アセットマネジャー協会会員、(社)不動産証券化協会認定マスターペンシルバニア州立テンプル大学卒業後、ブルームバーグL.Pに勤務。2005年5月コーネル大学ジョンソン・スクールにてMBA取得後、(株)グラックス・アンド・アソシエイツに勤務。ジャパン・ホテル・アンドリゾート投資法人の資産運用会社、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート(株)に勤務し、2007年4月より、ポートフォリオ・レポーティング部長。2008年1月株式会社ホスピタリティパートナーズ入社。2008年3月以降、独立系ビジネスホテル向けのキャッシュバックポイントカード・サービス事業を運営する株式会社Aカードホテルシステムの執行役員を兼任。2008年3月執行役員就任当時、64加盟店・13万会員だったAカードホテルシステムのネットワーク加盟店及び会員は、現在(2015年3月時点)では466加盟店(410ホテル、56レストラン)・57万会員までに成長した。2012年4月より、株式会社ホスピタリティオペレーションズのフランチャイズ事業部・部長を兼務。スマイルホテル日本橋三越前、スマイルホテル巣鴨、スマイルホテル小樽などのフランチャイズ契約によるリブランド開業に従事。

【日時】

2015年5月21日(木)
19:00~21:00

【定員】 70人
【料金】 4,000円(税込)
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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