宿屋塾
「サービスマンが持っておくべき国境なき心と技~幸福なサービスマン人生を送るために身に付けるべき7つのこと」

講師:奥谷啓介氏

 今回の宿屋塾は、米国のホテル業界で活躍し、現在は作家・講演者として活躍する奥谷啓介氏から、グローバル社会におけるホテル業の在り方、サービスマンとしての生き方を学びます。

 過去2回行なっていただいた奥谷氏の講演は実にプロフェッショナルな講演でした。

 日米両方のホテルで長年働き、波乱万丈かつエキサイティングな人生を送って来られた深みと厚みを感じる、引き込まれる素晴らしい講演でした。

 奥谷氏の来日に合わせて、講演依頼をしたところ、幸運にもタイミングが合い、開講することができました。

 今回も、米国在住の元ホテリエ、現・作家の奥谷氏から多くを学びたいと思います。

 

【奥谷氏より】

「あなたは絶対に幸運を呼び寄せることができる。その方法さえ知れば」

 海外のホテルで働くこと20余年。その間、いじめにあったこと、怒ったゲストにシャツを破られたこと、総支配人にくってかかったこと、同僚を殴ってやりたいと思ったこと、会社を辞めてやると怒った勢いで本当に辞めてしまい、あとから、「しまった!」と後悔したことなど、いろいろありました。

 私のホテルマン人生は波乱万丈だったと思います。しかし、ホテルマンになったときからの目標であった、ニューヨークのザ・プラザにたどりつき、もう思い残すことはないというところまで働けたことを思うと、最終的には、最高の幸運をつかんだホテルマン人生だったと言えます。

 なぜ、これほどの幸運をつかむことができたのか、自分なりに分析してみますと、明確な理由がでてきます。

 今回は、私が、どのようにして幸運を呼びよせたのか、その方法をお話ししたいと思います。

 サービス業に向き不向きはない。

 演技ができればそれで十分。喜怒哀楽は人間の本能。

 されど、本能をコントロールできるのも人間の証。

 ゲストと同じ視野でものを見るなかれ。サービスマンの視野は遥かに大きくあるべき。
 サービスマンほど恵まれた職業はない。その真実を知るべし。

 自分を進化させるコツを知るべし。それなしに、真にいい思いはできない。

 第三者の目は、人生を制す。


【こんな内容です】

●米国から見た「平和ボケ日本」の姿

●日本のおもてなしは競争優位になるか

●「ザ・プラザ」で10年間マネージャーとして学んだ「無駄なおもてなし」と「儲かるおもてなし」

●グローバル社会における日本のホスピタリティビジネスの在り方とは

●なぜ「サービスマンほど恵まれた職業はない」といえるのか

●どんな人も失敗を繰り返した過去がある

●幸運のつかみ方

●サービスマンのためのセルフコントロール術

 

【こんな人におススメです!】

●これからのグローバル社会においてホテル業、ホテルマンがどうあるべきかを考えたい人

●米国や海外から見た日本の姿と今後の在り方が知りたい人

●サービスマンとしての自分の未来に自信がない人

●ホテルなどのサービス業界を志望する就活生


地図

 

【奥谷 啓介氏のプロフィール】

国際ホスピタリテイー・インダストリー・スペシャリスト。1960年4月23日生。ニューヨーク在住。慶應義塾大学卒。84年、ウエステイン・ホテルズに入社。89年、シンガポールのウエステイン・ホテルに転勤。その後、サイパンのハイアットホテルを経て、94年からニューヨークのプラザホテルに勤務。2005年、文筆業に転業。現在、講演活動のためにニューヨーク-日本間を往復する日々を送る。著書に「世界最高のホテルプラザでの一〇年間」(小学館)、「サービス発展途上国 日本」(オータパブリケイションズ)、「超一流の働き方」(経済界)、「なぜ「お客様は神様です」では一流と呼ばれないのか 」(ぱる出版)、「海外旅行が変わるホテルの常識」(ダイヤモンド社)がある。

【日時】

2014年3月6日(木)
19:00~21:00

【定員】 70人
【料金】 4000円 (会費は当日集めます)
学生3000円
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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