宿屋塾
「不動産としてのホテルの価値の高め方~“ホテル=オペレーショナルアセット”を理解する」

 

講師:株式会社 日本ホテルアプレイザル 北村剛史氏

 一般的にホテルや旅館は、「サービス業」であるという認識が強いです。現場でサービスをされている人やお客さまはみなそう思っているでしょう。ところが、ホテルや旅館はれっきとした「不動産業」であると考える人も多いですし、その通りなのです。不動産業の方、金融業の方、そして投資家の方々から見たらホテルは不動産投資の対象なのです。

 マンションやオフィスビルとホテルの不動産としての違いは、多くの人が介在して運営をしなければならないということです。売って終わり、賃貸契約して終わりではなく、人件費や運営費を払ってランニングさせなければならなず、さらには毎日ハコ(客室やレストランや宴会場)を埋めていく努力(マーケティング&セールス)をすることが必要な不動産事業なのです。

 これをオペレーショナルアセットと言います。

 ホテル運営者も、ここを理解しないといけません。ホテルや旅館は装置産業ですから、土地や建物がないと所詮成り立たないビジネスですから・・・。

 ホテルの所有者と運営者が別々になるケースは今後ますます増えていくでしょう。

 そうしたホテルでは、ホテルマネジャーはオーナーや投資家(ホテルアセットマネジャー)とビジネスを二人三脚で遂行していかなければなりません。そのときに、不動産の知識は必須となります。

 今回の宿屋塾は、株式会社 日本ホテルアプレイザルの北村剛史氏に、不動産としてのホテルの価値の決まり方、高め方を学びたいと思います。


【こんな内容です】

●不動産としてのホテルの価値・価格はどのようにして決まるのか
●ホテルの運営と不動産価値の関係について
●不動産価値のメカニズム(経済価値、使用価値、心理的価値の融合)
●ホテル・旅館を取り巻く不確実性
●費用対効果の測定

 

【こんな人におススメです!】

●ホテルや旅館のマネジメント従事者

●ホテルや旅館の経営者

●オーナー・投資家のビジネスの論理を知りたい人

●不動産としてのホテルの価値はどのようにして決まるのかを知りたい人どなたでも


地図

 

【北村剛史氏のプロフィール】

 株式会社 日本ホテルアプレイザル 取締役/不動産鑑定士。京都大学大学院経済学研究科組織経営分析修了。不動産鑑定評価会社である株式会社谷澤総合鑑定書に入社、その後不動産デューデリジェンス会社である株式会社ティーマックスに出向を経て2006年より現職。「週刊ホテルレストラン」連載「ホテルの価値向上理論」は100回を超える。

 

株式会社 日本ホテルアプレイザル
http://www.j-h-a.co.jp/
ホテル・旅館専門の不動産鑑定評価を行なうコンサルティング企業。アプレイザル(Appraisal)とは、ファイナンス用語で「不動産を鑑定評価すること」不動産鑑定評価とホテルオペレーションの両側面を熟知した、ホテル・旅館専門不動産鑑定評価会社です。

 

【日時】

2014年2月20日(木)
19:00~21:00

【定員】 70人
【料金】 4000円
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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