宿屋塾
「ホテル業界人のためのIT入門~ホテルビジネスで活用するITの基礎知識」

講師:C&RM株式会社
代表取締役社長 小林 武嗣 氏

 「ITほど誤解されているものはない」

 小林武嗣さんはこう言います。

 「システムAとシステムBって、連動させることはできますか?」

といった質問をよく受けるそうですが、ITの基礎的な仕組みを理解していれば、「ファイルの交換をするだけ」であることはすぐに分かります。

 ホテル業界の方には、そうしたITの仕組みや基礎知識を理解されないまま、業務でITを活用している人が多いといいます。ITの基礎を知っていないために、大きな損をしていたり、無駄や不合理な仕事をしている人も多いと言います。

 例えば、PMS、クラウド・コンピューティング、ビッグデータ、データマイニングなど、マジックワード化しており「これをやればすごい事になる」という漠然した期待からシステムを購入してしまったりしていませんか。

 こうしたIT技術は、確かにイノベーションの一躍を担っていますが「どういうものか」ということを理解していないと、場違いな場面で利用して、無駄なコストが多くなったり、むしろ非効率になったりするのです。

 こうしたIT用語、自分は「知っているつもりになっているだけで、実は本質をなにも理解していない」のではないでしょうか。でも、「いまさら人に聞けない」とも感じている。

 ITは、いつのまにかわれわれの生活やビジネスの中に入り込んで、どんどんと存在感を増し、いまではなくてはならないツールになっています。業務内での比率は飛躍的に伸び、ITの活用が企業の命運を左右する場面もあります。

 このITを理解せず、今後ホテルのマネジメントを行うことは難しくなるでしょう。

 今回の宿屋塾は、ITの専門家である小林武嗣氏に、氏の膨大なITの知識をコンパクトにまとめて、「ホテル業界人が理解しておくITの基礎知識」を分かり易くご紹介していただきます。


 子供のころ、「電子レンジはなぜ加熱されるのか」の理屈を知ったとき、とても驚きました。これを知ることによって、それ以降は、電子レンジで調理する食材を使い分けるようになりました。

 今回の講座は、この感動に近いものがあるかもしれません。

 

 日常的に使っているITの構造や基礎知識を知ることで、あなたの仕事が変わります。無駄がなくなり労働効率もアップするかも知れません。

 ぜひ、御参加ください。

 

【こんなことをお伝えします】

●ITの技術は非常に簡単なものの集合体であることを伝えます。

●よく分からないIT用語を平易な日本語でお伝えします。

●システムを導入する際の留意点をお伝えします。

●マネジメントの立場から「どんな場面にどんなIT技術が向いているか」をお伝えします。

●今後のIT技術がホテルにどんな影響を与えるのか今後の予測をお伝えします。

 

【こんな人におススメです!】

●ホテル関係のビジネスに携わる人で、ITをきちんと理解しておきたい人

●ホテル業界特有のIT用語や知識を得たい人
●マネジメントに携わり、ITを「難しい」と敬遠している人
●ホテル志望学生など、ホテルの基礎知識を押さえておきたい人すべて


地図

 

【小林 武嗣 氏のプロフィール】

 1968年生まれ。東海大学文学部日本史学科卒業後、現NECソフトに入社。大型汎用機を主体としたシティホテル向けPMSに携わる。96年、NECソフト退社。現株式会社サイグナスを起業し、代表取締役に就任。2年ほど製造業を主体とした開発に従事するが、97年NECと共同でNEHOPS-EEの開発を請け負い、日本初のパソコンシステムによる大型シティホテルの成功事例を作る。その後、NEHOPS-EEの開発センターとして全国のシティホテルに導入。2002年、マイクロス・フィデリオジャパンとの協業を開始し、日本初のCRMシステムをリリース。04年、NECソフト時代の元上司の丸山に代表取締役を譲り、副社長に就任。その後、一貫してホテル業に対するCRMの普及をめざし活動。12年には、CRMとRMの融合の実現を念頭にC&RM株式会社を設立。

【日時】

5月24日 (金)
19:00 ~ 21:00

【定員】 70人
【料金】 4000円(学生3000円)
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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