宿屋塾
ホテル・旅館ための「利益最大化のためのチャネル戦略~自社直比率を高める、簡単・すぐにできる方法~」

ダイナテック(株)取締役
ホテル・旅館直販支援事業部部長 石井 太樹氏

 ダイナテック㈱の石井部長には、昨年6月、そして先月頭に関西で行なった「宿屋大学@関西」でご講演をしていただきました。その後、ホテレス1月25日号特集「ホテルのネットマーケティングの基本」でもインタビューさせていただきましたが、「ホテル・旅館は、旅行代理店やネットエージェントに依存し過ぎず、直販比率を高めなければならない」ことや、「どうしたら直販比率を高めることができるのか」を、非常に分かり易くご説明いただきました。理解、納得、理解、納得の繰り返しで、講義終了後には、次にやるべきアクションプランが頭の中に出来上っているという具合です。
 
 いわゆる“代理店”という存在は、自社で売れない商品や、リーチできていない販売先(クライアントやお客さま)への販売を代理でしてくれるものです。ところが、ホテル・旅館の場合、自分たちの力で販売できる日でも代理店に頼って集客していることが多いです。素人から見ても、「販売手数料のムダではないか」と感じます。
 石井氏が訴える「代理店への過度な依存」のリスクも心配です。ビジネスにおいて、パートナーシップが崩れ、対等な関係が上下関係、主従関係になることは避けたいものです。一つの代理店からの送客比率が高い場合、もし、無理難題を突き付けられたときに断れないことになるからです(もちろん、仮定の話ですし、代理店の存在を否定するものではありません。代理店がありがたい存在であることは間違いありません。過度に頼るべきではないという話です)。
 代理店に使われるホテル・旅館ではなく、代理店をうまく使いこなすホテル・旅館であるべきです。
 
 石井氏による、ネットマーケティングにおける自社直比率の高め方を、より多くの方にお聞きいただきたく、再度開講したいと思います。
 仕事柄いろいろなホテルや旅館のウェブサイトを見ますが、「これさえやれば予約は確実に増える」という基本中の基本のコツすらやられていないサイトはまだまだ非常に多いです。
 明日からすぐにできる直販比率を高めるアクションプラン、その驚くべき効果をぜひとも貴館でお試しください。

 

【こんな内容です】

●『自社直』が大切な3つの理由

●「弱い日をなんとかする施策(=営業)」と「強い日をより高単価&自社チャネルで販売する施策(=チャネル戦略)」どちらが有効?

●コンバージョン率と離脱率、離脱の原因と場面

●リピート客はなぜ重要なのか

●自社直比率の高め方

●ネットエージェントとの健全な関係

 

【こんな人におススメです!】

●ホテル・旅館のネットマーケティング担当者

●エージェント比率が高すぎると感じているホテル・旅館の経営者
●そのほか、宿泊施設のネットマーケティングに興味のある人どなたでも


地図

 

【石井太樹氏のプロフィール】

 平成3年、中央大学卒業後、森ビル観光㈱(現 森トラスト・ホテルズ&リゾーツ㈱)入社。法人会員制リゾート&シティホテル「ラフォーレ倶楽部」の新規法人会員獲得営業および既存会員内集客営業。
平成11年10月~パンパシフィックホテル横浜(現 パンパシフィック横浜ベイホテル東急)で「福利厚生市場の開拓」をゼロベースから担う。平成16年7月~㈱星野リゾートで「クローズマーケットの開拓」をゼロベースから担うとともに、「(なにも手を打たなければ)エージェントチャネルから入ってしまうであろう予約を、いかに自社直チャネルおよび自ら開拓したクローズドチャネルに誘導するか」=『チャネル戦略』 を主なミッションに。
平成21年8月、ダイナテック㈱へ ホテル・旅館直販支援事業部にて「チャネル戦略」を語りながら、システムを通じ、全国のホテル・旅館さんの『直販』を熱烈支援中。http://www.dyn.co.jp/

【日時】 2013年4月11日(木)
19:00~21:00
【定員】 70人
【料金】 4,000円
【会場】 東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953
 
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