124回 宿屋塾

「調査・統計入門
   〜データ分析でこんなに変わるホテルビジネス」

 原 忠之氏、博士 (ホテル経営・観光経済)
セントラルフロリダ大学ローゼン・ホスピタリテイ経営学部副学部長・准教授氏


 日本のホテルの現場やマネジメントの場で、こんな会話を耳にしたことはありませんか?
「Aというお客さまがBと言って怒っている。だからCをDに改善すべきだ」とか、「最近の若者はEが好きらしい。だからうちでもEを取り入れよう」といった会話です。経営者や大学教授のなかにも、このような自身の経験や、ごく少数の事例のみによって断言したりする人がいます。
 こうしたどんぶり勘定的な経営の意思決定を続けていると、非常に非効率なビジネスになり、生産性も低下していきます。
「ホテルというサービス産業に就いているのだから、統計学なんて無縁、一生勉強しなくてもいい」といった考えは大間違いです。
 原忠之教授は言います。
 「極めてソフトで非科学的なホスピタリティビジネスを科学に昇華させるのには統計学が必須です」
 グローバルスタンダードなビジネスにおいては、調査・統計・定量分析して出てきた数値や結果の裏付けなしのプレゼンはありえません。
 今回の宿屋塾では、観光ホスピタリティ学術界の我が国のホープである原忠之教授による統計学入門です。統計のスキルがビジネスにおいていかに重要か、いかに説得力を増すか、といった気づきを与えます。

★原忠之氏の宿屋大学サポーターとしてのメッセージはこちら
 http://www.yadoyadaigaku.com/supporter/hara.html

【こんなことが分かります!】
 ●「おお、統計ってこんなに便利で役に立つ!」ということ
 ●統計による裏付けデータのない意思決定の怖さ
 ●科学的ビジネス手法とは、こういうことか!

 

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【講師プロフィール】  日本興業銀行、外務省を経て、米国コーネル大学ホテル経営学部博士号取得。他にホテル経営、経営、地域科学の3修士号を米英の大学で取得。ローザンヌホテルスクールでも教鞭。早稲田大学国際教養学部客員准教授。観光庁・観光統計に関する国際動向調査委員。米国観光ホスピタリテイ経営分野で正規教員職、テニュア(研究者終身身分保障)を持つ唯一の日本人。2008年より北米最大の観光ホスピタリテイ学部のNo.2として現職、学部経営(人事、財務、学事、総務、企画戦略)担当。 世界の観光ホスピタリテイ学部経営者としても唯一の日本人。米国フロリダ州オーランド在住。

【日時】

6月9日(水)19〜21時

【定員】

80人

【料金】

社会人4000円 学生3000円
当日現金をお持ちください

【会場】

東京YMCA国際ホテル専門学校
東京都新宿区西早稲田2-18-12
TEL050-5306-2953

【こんな人におススメです!】

●どんぶり勘定のビジネスを
 改めたいと思っている人

●グローバルスタンダードの
 ホテルビジネスを体感したい人

●統計の面白さ、統計の知識でビジ
 ネスが大きく変わることを知りたい人
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